メキシコ大地震で少なくとも26人死亡-3メートルの津波の恐れも

  • 9000人が犠牲になった1985年のマグニチュードを上回る
  • ペソは地震後に上げを消し一時0.3%安に

1世紀以上で最悪の地震が7日深夜にメキシコを襲い、少なくとも26人が死亡した。首都メキシコ市でも建物が揺れ、1985年の大地震の悪夢を思い起こさせた。

  米地質調査所(USGS)によれば、震源はチアパス州沖で深さは69.7キロ。メキシコ国立地震学サービス(NSS)によると、地震は7日午後11時49分頃に発生しマグニチュードは8.2だった。メキシコ市市長によれば同市では被害は出ていない様子だが、構造物の検査のため8日の学校は休校となる。

  マグニチュードが確認されれば、首都を半壊させ9000人余りの死者を出した1985年のマグニチュード8を上回る。ペニャニエト大統領は最大でマグニチュード7の余震の可能性を警告。太平洋津波警報センターは、メキシコの太平洋岸全域に最大3メートルの津波の恐れがあると警報を出した。

  地震が発生した南部の諸州で、死者数は少なくとも26人となった。オアハカ州のムラト知事によると、同州では少なくとも20人が死亡した。

  ペソは早朝の取引で上げを消し、一時0.3%安となった。

  太平洋津波警報センターは、メキシコ、グアテマラ、ニカラグア、パナマ、ホンジュラス、エクアドルの一部沿岸部に津波警報を発令した。 

原題:Strongest Quake in a Century Hits Mexico, With at Least 26 Dead(抜粋)

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