ロンドンが英EU離脱から受ける影響、想定より深刻-ダイアモンド氏

  • バンカーの移転に伴い、法務サービスを手掛ける弁護士も移動と予想
  • 「ブレグジットの影響は思っていたよりも深刻かつ長期に及ぶ」

英銀バークレイズの元最高経営責任者、ボブ・ダイアモンド氏はロンドンが英国の欧州連合(EU)離脱によって受ける影響は想定よりも深刻だとの認識を示し、バンカーの移転に伴い銀行の法務部門を支える弁護士も同地を去ると予想した。

  現在は投資会社アトラス・マラ を率いるダイアモンド氏は7日、ニューヨークから電話インタビューに応じ、「ブレグジットの影響は思っていたよりも深刻かつ長期に及ぶと人々は理解し始めている」と述べ、銀行の「サポートサービスや法務サービスが移転しないなら、大変な驚きだ」と語った。

ボブ・ダイアモンド氏

フォトグラファー:Patrick T. Fallon / Bloomberg

  同氏は、ロンドンが打撃を受けることで恩恵を得るのはニューヨークだと予想した。ロンドンに拠点を置くグローバルバンクは英EU離脱後の域内アクセスを確実にするためEU域内に新たな拠点を築きつつあるが、欧州内のトレーディングセンターは分断されているため、銀行の一部業務は米国の金融中心地であるニューヨークに一段とシフトするとの見方が一部で浮上している。

原題:Bob Diamond Sees Brexit’s Impact More Profound Than Expected (1)(抜粋)

  

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