トランプ米大統領の長男ドナルド・トランプ・ジュニア氏は7日、上院司法委員会で5時間にわたって非公開の証言を行い、大統領選挙期間中のロシア人弁護士らとの接触について説明した。同委は昨年の大統領選へのロシアの干渉疑惑と、トランプ陣営の関係者がそれに関与したかどうかを調査している。

  ジュニア氏は事前に準備した文書で、2016年6月に面会を設定したのはヒラリー・クリントン候補の痛手となり得る情報に関心があったからだと説明。面会でそうした情報は提供されなかったとした。そのような情報を入手した場合、使用する前に法的な助言を常に求める意向だったと述べた。

  同氏は、「いかなる外国政府とも共謀したことはなく、そうしたことがある人物を知らない」と述べた。さらに、トランプ・オーガニゼーションはモスクワでの不動産プロジェクトの可能性について協議したことはあるが、「ふさわしいプロジェクトが見つからず、ロシアで不動産取引やその他の投資は実施していない」とした。

  民主党議員は今回開催の非公開証言について、同委のグラスリー委員長(共和、アイオワ州)が年内に開催するとしている公聴会に向けた聴聞と位置付けている。クーンズ上院議員(民主、デラウェア州)は公聴会が今月中にも開かれる可能性があると述べた。

原題:Trump Son Tells Senate Panel of Meeting With Russian Lawyer (4)(抜粋)

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