マイアミのウォール街、ハリケーン「イルマ」直撃に備え休業相次ぐ

Residents put up shutters as they prepare a building for Hurricane Irma on Sept. 7, in Miami, Fla.

Photographer: Joe Raedle/Getty Images

ハリケーン「イルマ」の直撃が予想される米フロリダ州では、「南部のウォール街」とも呼ばれるマイアミの金融地区がほとんどもぬけの殻となっている。

NOAA

  ブリッケル通り沿いや近くの超高層ビルには銀行や資産運用会社が入居し、この10年に域内や中南米から顧客を引き寄せてきた。ビスケーン湾沿岸のこの地区は特に高潮の影響を受けやすく、晴天でも洪水になることがあり、7日に避難命令が出された。マイアミビーチなどの沿岸部は既に、避難命令対象地区となっている。

  多数の企業が従業員に休暇を与えて自宅で備えるよう指示し、交通量は少ない。この通りにあるバンク・オブ・アメリカ(BofA)のオフィスの大半の従業員は同日、在宅勤務を命じられ、支店は早めに営業を終了した。モルガン・スタンレーのオフィスや同社のプライベートウェルスマネジメント担当部署に電話をかけると、「手に負えない状況のため」一時的に転送されるとの音声が流れる。

  カリブ諸島や米領プエルトリコを襲ったイルマは引き続きマイアミを直撃する進路を取っており、米国史上最悪のハリケーン被害をもたらす恐れがある。

原題:Miami’s Wall Street, Brickell Avenue, Shuts as Irma Nears (1)(抜粋)

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