米アマゾン、第2の北米本部計画で誘致案を募集-最大5万人を雇用へ

アマゾン・ドット・コムはすでに、その規模と野心にふさわしい立派な本社をシアトルに構えているが、今度はそれとほぼ等しい第2の北米本部を開設する計画だ。

  HQ2と呼ばれるこの新本部の開発について、同社は州や市の自治体から提案を募ると発表。開発は向こう15-17年にかけて50億ドル(約5400億円)超の投資を伴う見込みで、選ばれた都市または町に莫大な経済効果をもたらす公算が大きい。アマゾンはすでにシアトルでの雇用主として上位グループにあり、第2の北米本部では最大5万人(その多くは新規採用)の雇用を見込んでいる。誘致を希望する自治体は来月までに専用ウェブサイトで申し込むことになっており、同社は来年に最終決定を下すとしている。テネシー州メンフィスの市長はこれにいち早く関心を示した。

  アマゾンを創業したジェフ・ベゾス最高経営責任者(CEO)は発表文で、「HQ2はシアトル本部と全く同等になると見込んでいる」とし、「アマゾンHQ2は数十億ドル規模の先行および継続投資をもたらし、数万人にのぼる高所得の雇用を生むだろう」と述べた。

  新拠点としてアマゾンが求めるのは、高い技能を持つ人材を引き寄せ維持できるような、人口が100万人を超える都市圏だ。現在の本社はシアトルの中心街に位置するが、新拠点については郊外も検討する一方、現行の本部と同じような複数の建物に入居するレイアウトも可能だという。

  アマゾンはまた、HQ2に勤務するスタッフの平均報酬は年間10万ドルを超える可能性があるとした。

原題:Amazon Is on the Hunt for Second North American Headquarters (1)(抜粋)

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