オンショア人民元、1ドル=6.4元台に上昇-2016年5月以来

  • 当局容認とみてトレーダーが一段と押し上げへ-東亜銀アナリスト
  • 香港市場のオフショア人民元は一時0.68%上昇

7日の中国人民元は取引終盤に急伸し、1年4カ月ぶりの1ドル=6.4元台となった。

  上海市場の人民元は一時、前日比0.55%高の6.4908元を付けた。これに対し、ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.4%下落にとどまっている。現地時間午後6時17分(日本時間同7時17分)現在は6.4921元で取引されている。オフショア人民元は0.64%上げ6.4989元。一時は0.68%高となった。

  国内外の元レートは過去1カ月で3%余り上げている。10月18日からの共産党党大会に向けて当局が人民元を押し上げるとの観測が背景にある。

  東亜銀行の香港在勤為替アナリスト、ケニックス・ライ(頼春梅)氏は、「元上昇は続くだろう。オンショア人民元が6.5元を突破したことを中国人民銀行(中央銀行)が一段の元高を容認するシグナルと見なすこともできるので、トレーダーらは6.45元への押し上げを図るだろう」と語った。

原題:Onshore Yuan Surges Beyond Key Level Last Seen in May 2016(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE