トランプ米大統領が投資家として名を連ねるニューヨーク・ブルックリンの政府補助付き集合住宅スターレット・シティーの所有者は、この物件を約8億5000万ドル(約930億円)で売却することで合意に達した。

  同物件を40年以上にわたり所有するスターレット・シティー・アソシエーツから資産を買い取るのは、ブルックスビルを中心とする合弁会社。両社が6日発表した。

  発表資料によると、州と連邦の各規制当局による承認を待って取引が成立する。家賃や住宅ローンの助成プログラムを管轄する連邦住宅都市開発省の長官は、トランプ大統領が指名したベン・カーソン氏だ。

  6月に米政府倫理局(OGE)に提出された財務状況報告によると、トランプ大統領はスターレット・シティー・アソシエーツの4%の受益権を持つリミテッド・パートナーで、同資産から過去1年間に500万ドル余りの収入を得た。

  現在は「スプリング・クリーク・タワーズ」と改称されているスターレット・シティーには46棟の5881戸に1万5000人が居住しており、手頃な価格で入居できるよう全室が政府補助の対象となっている。

原題:Brooklyn’s Starrett City, With Trump as Investor, Finds a Buyer(抜粋)

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