玩具小売りチェーンの米トイザラスは多額の債務を再編するため法律事務所カークランド・アンド・エリスの弁護士を起用したと、事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。かつて強力な小売業者だったトイザラスは、今では米アマゾン・ドット・コムやディスカウントチェーンとの競争に苦戦している。

  協議が非公開であることを理由に関係者が匿名で語ったところでは、カークランドの企業再生専門の弁護士は返済期限を来年迎える4億ドル(約440億円)の債務に重点を置いている。同関係者によると、トイザラスは債務借り換えで支援を得るためラザードも起用した。

  トイザラスの広報担当エイミー・フォンウォルター氏は月内に行われる5-7月(第2四半期)決算の電話会議でさらなる詳細を明らかにすると説明。同氏は電子メールで、「ホリデーシーズンに当社の世界的な小売店舗網やウェブストアで素晴らしい顧客体験を提供できるよう多くの取り組みが進行中だ」とコメントした。

  米経済専門局CNBCが再編に向けた同社の取り組みについて先に報じており、検討の結果、破産法の適用を申請する可能性もあると伝えていた。この報道が玩具銘柄全体に響き、6日の米株式市場でマテルハスブロ株が下落した。

  事情に詳しい複数の関係者がブルームバーグに語ったところでは、現時点で破産申請は真剣には検討されていないという。

  トイザラスは2005年に投資会社のベイン・キャピタルとKKR、不動産投資信託(REIT)のボルネード・リアルティー・トラストなどに買収された。

  ベインとKKR、カークランドの担当者にコメントを求めたが返答はない。ボルネードの担当者はコメントを避けた。

原題:Toys ‘R’ Us Said to Hire Advisers to Help Restructure Debt (1)(抜粋)

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