コーン氏はFRB議長に適格、バブルは懸念せず-ゴールドマンCEO

  • コーン氏なら「より実務型」の議長に-ブランクファイン氏が語る
  • 市場に「バブル的要素」はあるが「熱狂状態」ではない-同氏

国家経済会議(NEC)委員長のゲーリー・コーン氏

ゴールドマン・サックス・グループのロイド・ブランクファイン最高経営責任者(CEO)はかつての部下で現在は米国家経済会議(NEC)委員長を務めるゲーリー・コーン氏について、次期米連邦準備制度理事会(FRB)議長にふさわしいとの見方を示した。また、金融市場での資産価格上昇はそれほど懸念していないとの認識も明らかにした。

  ブランクファイン氏はドイツ紙ハンデルスブラットが主催する会議の一環で、ゴールドマンのニューヨーク本社でインタビューに応じ、「ゲーリーは非常に有能だ」と発言。「市場力学に導かれて売買する市場参加者の行動に当局の決定が与える結果について、彼ほどよく理解している人間はいない。完璧な人間などいないが、私が知る限りではベストだ」と付け加えた。

  トランプ大統領は7月、来年2月に任期満了となるイエレンFRB議長の後任として、コーン氏は有力候補だと指摘。ただ、米紙ウォールストリート・ジャーナルは6日、大統領はコーン氏を次期FRB議長に指名しない見通しだと報じた。先月バージニア州シャーロッツビルで起きた衝突を巡る大統領批判が背景という。

  ブランクファイン氏はコーン氏が最近の歴代FRB議長と異なり、エコノミスト出身でないことについて、「理論重視というより、より実務型になるだろう」とし、イエレン議長も「非常に素晴らしい仕事をしたが、ゲーリーが議長になれば、彼も違った意味で良い仕事をするだろう」と述べた。

コーン氏は現在の仕事に「非常に満足」していると発言

(出所:Bloomberg)

  市場全般の資産価格に関してブランクファイン氏は、並外れたリスクが伴うバブルと見なされる水準に至ったという懸念はあまりないと発言。社債利回りが株式の配当利回りを下回るような「バブル的要素に私はろうばいしていない」と語り、市場は17世紀のオランダを襲った「チューリップバブル的な熱狂状態」にはないと感じていると説明した。

原題:Cohn Would Do ‘Great Job’ as Fed Chairman, Blankfein Says (1)(抜粋)

  

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