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NY外為:ドルは下げ縮小、米債務上限で大統領・民主党が合意

更新日時
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Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg
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Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

ニューヨーク時間6日の外国為替市場で、ドルは安値から戻す展開。午前のドルは予想外のカナダ中銀利上げを受けて下げていたが、トランプ米大統領と民主党が債務上限の3カ月適用停止で合意したことを受けて下げ幅を縮小した。

  フィッシャー連邦準備制度理事会(FRB)副議長が辞任を明らかにするなど、この日の市場では動意材料が相次いだ。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は約0.1%下落。カナダ利上げの後には一時0.4%下げ、カナダ・ドルは対米ドルで2年ぶり高値に上昇した。市場の関心は7日の欧州中央銀行(ECB)政策会合に移った。

  ニューヨーク時間午後5時現在、ユーロは0.1%未満上昇の1ユーロ=1.1917ドル。ECB発表を控え、1.1903ドルから1.1950ドルのレンジ取引だった。ドルは対円で0.4%上げて109円22銭。ドルは対カナダ・ドルで1.2%安に下げ縮小、1ドル=1.2226カナダ・ドル。一時は1.8%下げた。

  フィッシャーFRB副議長の辞任表明に反応し、ドルは午前中、一時この日の安値に下げる場面があった。フィッシャー副議長は10月13日もしくは同日前後をもって辞任する意向。トランプ米大統領に提出した6日付の辞表で、「一身上の都合」だと説明した。

欧州時間の取引

  欧州時間にはユーロが大きく上昇。米金融当局者のハト派寄りの発言やECBの政策会合を控えたオプション取引が背景にある。

  1日物のユーロ・ドルのインプライドボラティリティー(IV、予想変動率)はこの日、ECB政策会合を巡るリスクを反映する形で上昇した。

  円は対ドルで108円45銭に上昇。北朝鮮で地震とソーシャルメディアが伝え、核実験が疑われた。ただこれは誤報のもようだったため、108円71銭に急速に上げを縮めた。

原題:Dollar Rebounds on Debt-Limit Deal; Euro Range-Bound Before ECB(抜粋)
原題:Euro Heads for Third Day of Gains on Fed Talk Before ECB Meeting(抜粋)

(第4段落以降を追加し、更新します.)
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