インテルのEU制裁金巡る訴訟、下級審へ差し戻し-EU司法裁が判断

  • インテルは当時過去最高の制裁金を不服とし、控訴していた
  • 14年の下級審判決はインテルの主張を検証せず-EU司法裁

米半導体メーカーのインテルがリベート制度を巡り欧州連合(EU)と8年にわたり争っていた訴訟で、EU司法裁判所は6日、下級審に差し戻す判断を下した。2014年の下級審判決について、インテルの主張を検証しなかったと批判した。

  インテルはリベート制度が競争法違反に当たるとして当時過去最高の10億6000万ユーロ(現在のレートで約1380億円)の制裁金を科されたが、これを不服として控訴していた。

  EU司法裁は下級審が14年に判決を下す際に、インテルが採用していたリベート制度が「囲い込みの効果を持ち得た」かどうかチェックする試験について「インテルの全ての主張を検証する必要があった」と指摘。「問題となっているリベート制度が競争を損ねる可能性があるかどうか」を審査するよう下級審に命じた。

原題:Intel Gets Boost in $1.26 Billion Fight as Case Sent for Review(抜粋)

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