4-6月期GDP、市場は大幅な下方修正を予想-設備投資が減速へ

  • 年率2.9%と速報値の4%から大幅に下方修正されると予想-調査
  • 設備投資は2.4%から0.5%まで下落する見込み

Morning commuters make their way to work in the central business district of Tokyo, Japan,

Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

内閣府が8日発表する4ー6月期の実質国内総生産(GDP、改定値)は、8月発表の速報値から下方修正されるとエコノミストはみている。設備投資が速報値から大幅な下方修正となる見通し。

  ブルームバーグがエコノミスト29人を対象に実施した調査によると、4-6月期GDPの中央値は年率2.9%となり、速報値の4%から大幅に下方修正されると予想している。GDPの前期比も1%から0.7%になるとみられている。設備投資は2.4%から0.5%まで下落する見込み。

  速報段階では市場予想を上回ったGDPだが、財務省が今月1日発表した法人企業統計では、改定値に反映されるソフトウエアを除く設備投資が前年同期比0.6%増とブルームバーグ調査の予想中央値8.2%増を下回った。前期は5.2%増だった。設備投資の減速を受け、速報値からの下方修正を予想するエコノミストが相次いでいた。

  農林中金総合研究所の南武志主席研究員は電話取材に「来年にかけて回復が続くというシナリオは変わらない」としながらも、7-9月は調整局面となり成長率はかなり鈍化すると分析した。南氏は4-6月期のGDP改定値を年率2.9%と予測するが、公共工事や消費の減速により「持続可能性はない」という見方を示した。

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