米ソーシャル・ネットワーク会社フェイスブックは、利用者が音楽を付けた動画を適用にアップロードできるようにするため、主なレコード会社に対して数億ドルを提示していると、事情を知る複数の関係者が明かした。

  ここ数年で、フェイスブック上に動画をアップロードしたり、視聴したりすることが急増、多くの動画内で演奏される音楽について同社は著作権を持っていない。現行の法制度では、著作権などの保有者がフェイスブックに権利を侵害する内容を含む動画の削除を求める必要がある。この状況の解決に向け、レコード会社などがフェイスブックと数カ月間にわたり協議を続けた結果、同社は権利を侵害している音楽を特定しタグ付けするシステムを構築すると約束したが、これは完成までに長ければ2年かかるため、いずれの側にとっても時間がかかり過ぎると、複数の関係者が非公開情報であることを理由に匿名を条件に語った。

  現在行われている協議によれば、フェイスブックの利用者は、同社の新たな動画プラットフォーム「ウオッチ」同様に、音楽を含む動画をアップロードすることが可能になり、オリジナル作品を販売することもできる。フェイスブックは、広告が支えるネット動画サイトで最大規模の「ユーチューブ」に対抗し、膨大な広告収入の上積みを目指す。

原題:Facebook Said to Offer Hundreds of Millions for Music Rights(抜粋)

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