NAFTA3カ国、第2回協議は成果なく終了-次回オタワで23日から

  • 当局者らは今後の協調に向け前向きな姿勢示す
  • メキシコ経済相:最も難航が予想されるのは19章巡る協議

Canadian, American and Mexican flag

Photographer: Bloomberg/Bloomberg via Getty Images

メキシコ市で行われていた北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の第2回協議は5日、閉幕した。米国が主張する貿易赤字の縮小を巡り3カ国の立場には依然隔たりがあるものの、当局者らは今後の協調に向け前向きな姿勢を示した。

  米通商代表部(USTR)のライトハイザー代表は共同記者会見で、「米国民の一部を犠牲にして他に利するのではなく、全国民の利益になる貿易協定にしなければならない」と発言。3カ国とも恩恵を得る必要があるが、米国の主たる目標は米製造業の労働者の生活を向上させることだとあらためて言明した。次回協議はカナダ・オタワで今月23-27日に行われる。

  5日間にわたって行われた第2回協議では主要問題で合意に至らず、また対立点の解消も進まなかった。

  メキシコのグアハルド経済相は共同会見後に記者団に対し、協議は中小企業や通信の問題では進展したが、まだ原産地規則や貿易赤字といった難題には取り掛かっていないと説明。最も難航が予想されるのは、3カ国間の紛争解決メカニズムを定めた19章を巡る協議だとした。米国は19章の削除を求めている。同相はまた、労働市場への「介入」についても見解の相違があると述べた。

原題:Nafta Nations Convey Cooperative Tone as Redo Talks Forge On (1)(抜粋)

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