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ブラジル株:ボベスパ3日続伸-司法取引見直しでテメル政権に追い風

5日のブラジル株式市場で指標のボベスパ指数は3営業日続伸。今年前半の政治危機につながった司法取引が取り消される可能性が浮上し、テメル政権が経済てこ入れに向けた取り組みを推進する展望が開けた。これを受けてボベスパ指数は一時1.5%高を付けたが、その後下げに転じ、プラス圏とマイナス圏でもみ合う展開。結局、前日比0.1%未満上昇の72150.88で取引を終えた。指数構成59銘柄のうち上昇は36、下落が22、変わらずが1。

  投資家は、司法取引の見直しを決めたことがジャノー検事総長の立場を弱めると指摘。検事総長は近く、再び大統領に対し訴追手続きに動く可能性を示唆していた。

  ジャノー検事総長の事務所は4日、食肉加工JBSの親会社J&Fインベスチメントスの3人の幹部に与えた刑罰の軽減措置を取り消す可能性を明らかにした。証言に不作為があった可能性を理由に挙げた。検事総長は記者団に対し 、ジョスリー・バチスタ氏と他の幹部との会話を録音した新たなテープが8月31日に見つかり、解明が必要になったと説明した。

  JBS(JBSS3)は8.3%安で値下がり率トップ。イタウBBAは目標価格を16レアルから6レアルに引き下げ。司法取引が取り消されれば、同社が5月以来取り組んできた債務の安定化と業務正常化が危うくなるだろうと指摘した。

  ブラジル中央電力(ELET3)が4.4%高で値上がり率トップ。民営化に伴う株式売却を巡る観測を好感。鉄鋼メーカーはまちまち。10月1日から値上げと報じられたナシオナル製鉄(コンパニア・シデルルジカ・ナシオナル、CSN)は上げたものの、ジェルダウとメタルルジカ・ジェルダウは下落。

原題:Brazil Markets Cheer JBS Plea Deal Review as Temer Gets Respite(抜粋)
BRAZIL MOVERS: JBS, Magazine Luiza, Eletrobras, Gol(抜粋)

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