米上院、債務上限措置の付加も-「ハービー」法案下院通過なら

米下院共和党はハリケーン「ハービー」被害救済法案の週内通過に向け取り組んでいるが、上院共和党指導部は下院が可決した法案が送付されれば債務上限の適用を停止する措置を付加する可能性がある。事情に詳しい関係者2人が明らかにした。

  夏季休暇が明け、デフォルト(債務不履行)と政府閉鎖回避を目指す議会にはあと1カ月足らずの時間しか残されていない。ハービーがもたらした被害への対処を求める圧力や、新たなハリケーン「イルマ」による被害拡大の可能性に加え、北朝鮮危機により、財政を巡る争いが起こる可能性は後退し得る。

  事情に詳しいこれら関係者によれば、議員らはハリケーン被害救済と債務上限措置を組み合わせた法案に、さらに暫定歳出法案を加えることも検討している。

  同党のマコネル上院院内総務は5日に本会議場で、「早急に法案を通過させなくてはならない極めて重要な問題が3つある」と述べ、ハービー被害救済と政府資金確保、デフォルト回避を挙げた。

  議会は9月末までに債務上限問題に対処しなければならない。関係者によると、共和党内では現在、具体的な金額ではなく、上限の適用を停止することが議論されているという。

原題:House Readies Harvey Aid as Senate GOP Mulls Adding Debt Limit(抜粋)

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