米国株:下落、北朝鮮情勢やハリケーン「イルマ」接近を警戒

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Traders work on the floor of the New York Stock Exchange (NYSE) in New York, U.S.

Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

5日の米国株式相場は下落。北朝鮮情勢を巡る緊張の高まりや、米国本土上陸の恐れがあるハリケーン「イルマ」への警戒が重しとなった。

  S&P500種株価指数は前営業日比0.8%下げて2457.85。8月17日以来の大幅安で、7営業日ぶりに下落した。ダウ工業株30種平均は234.25ドル(1.1%)安の21753.31ドルだった。

  レーバーデーの祝日で前日は休場となっていた米株式市場は、連休中に米朝間の緊張が再燃したことをなどを手掛かりに安く寄り付き、その後下げ幅を拡大した。イルマはカリブ海に接近するのに伴い5段階で最強の「カテゴリー5」に勢力を強め、米フロリダ州は非常事態を宣言した。

  シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX)は12.23に急上昇。一時は38.8%上昇し14.06をつけた。VIXが一日で30%余り上昇するのは今年4回目となる。

  S&P500種業種別11指数では、金融が2.2%安と最も下げた。一方、ニューヨーク原油先物相場の大幅高を背景に、エネルギーは上昇した。

  北朝鮮関連では、日韓による米国からの武器購入規模の大幅な引き上げをトランプ米大統領が容認したことや、北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の可能性に向けて準備しているとの韓国紙アジア経済の報道が材料視された。

  今週は主要中央銀行の政策判断、金融当局者の発言や経済指標の発表が数多く予定されており、そこから世界経済の先行きに関する手掛かりが得られる可能性がある。

原題:Stocks Fall, Bonds Rally Amid Korea, Irma Threats: Markets Wrap(抜粋)
U.S. Equities Open Lower Amid North Korea Tension as Banks Drop(抜粋)
Hurricane Threat Grows for Florida as Irma Gains Strength (1)(抜粋)
Jarring Wakeups Getting Old as VIX Posts Fourth 30% Move of Year(抜粋)

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