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米アップルが50億ドル起債、自社株買いと配当支払いの資金調達

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Photographer: David Paul Morris
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米アップルは現行の自社株買い計画と配当を実施する資金を調達するため再び起債した。

  事情に詳しい関係者1人によると、アップルは2年物変動利付債の発行を見送り、4本建てで50億ドル(約5400億円)相当の起債を実施。償還期間が最長の30年債の利回りは米国債に対する上乗せ幅(スプレッド)が1.1ポイントと、当初見込まれていた1.25ポイント前後を下回る。関係者は部外秘情報だとして匿名を条件に明らかにした。

アップルが自社株買いと配当の資金調達で起債したことについてブルームバーグのアレックス・ウェブ記者がリポート

出所:ブルームバーグ)

  アップルは2019年3月末までに株主に3000億ドルを還元するプログラムを実施しており、現時点で4分の3程度の段階にある。ルカ・マエストリ最高財務責任者(CFO)は業績に関する電話会議で、7月初め時点の手元現金が2615億ドル余りあり、そのうち94%は米国外にあることを明らかにしていた。同社は8月、1株当たり63セントの四半期配当を発表したほか、初のカナダ・ドル建て債(約25億カナダ・ドル、現行為替レートで約2200億円)を発行している。

  アップルの届け出によれば、今回の起債の幹事はゴールドマン・サックス・グループとバンク・オブ・アメリカ、ドイツ銀行が務めた。

原題:Apple Sells $5 Billion of Debt to Fund Share Buybacks, Dividends(抜粋)

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