台湾の蔡総統、人気の高い市長を行政院長に起用-支持回復を図る

台湾の蔡英文総統は新たな行政院長(首相)に、住民の人気が高い台南市長の頼清徳氏を起用した。蔡総統は来年の統一地方選挙を前に支持回復を図る。

  林全行政院長の4日の辞任を受けて後任に選ばれた頼氏は、蔡政権の主要政策を推進しようとする中で各勢力とあつれきを生じた行政院(内閣)の立て直しを担うことになる。

頼清徳氏

Craig Ferguson / LightRocket via Getty Images

  蔡氏が党主席として率いる民主進歩党は今回の行政院改造により、政権が進める労働・年金改革を巡る対立を一時棚上げし、30%未満に低下した支持率回復に集中する機会を得る。

  頼氏(57)は医師出身で2010年以降、民進党の地盤である台南市で市長を務めてきた。台湾のテレビ局TVBSが昨年後半に実施した世論調査で同氏の支持率は55%に達し、地元では総統候補の1人と目されている。

原題:Taiwan’s Tsai Names Rising Star as Premier to Boost Support (1)(抜粋)

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