LMEニッケル:約2年ぶり高値、中国などで需給逼迫観測-銅も上昇

4日のロンドン金属取引所(LME)のニッケル相場は約2年ぶりの高値に上昇。銅も値上がりし、2014年9月以来の高値を付けた。最大の消費国である中国を中心に、市場が一段と逼迫(ひっぱく)するとの観測が広がり、金属相場を押し上げた。

  ニッケル相場は一時、前週末比2.9%高の1トン=12380ドルと、15年6月以来の高値。銅は一時1​​.3%高の1トン=6924ドル。4日は多くの金属が上昇。前週末にはLMEで取引されている6主要金属の指標であるLME金属指数が週間ベースで8週連続上昇。06年に記録した過去最長の9週続伸まであと1週となった。

  工業用金属は需要の持続的な伸びや供給の抑制によって押し上げられている。また、中国で鉄鋼やアルミニウムに対する環境検査が行われ、公害防止に向けた生産能力削減が予定されていることで、供給不足観測が高まっている。

  ニッケルは1.8%高の12250ドル、銅は1.2%高の6917ドルで取引を終了。スズと亜鉛も値上がりした一方で、アルミニウムと鉛は下落した。

原題:Nickel Leaps to Highest in Over Two Years as Copper Extends Gain(抜粋)

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