北朝鮮の核実験は「戦争懇願する」行為、米国連大使が強力制裁要求

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  • 米国は9月11日の採決を望むとヘイリー国連大使-安保理緊急会合
  • トランプ大統領は独韓首脳と個別に電話会談

ヘイリー米国連大使は4日、北朝鮮が核実験を強行したのは「戦争を懇願する」行為だと述べ、金正恩体制を屈服させるには可能な限り強力な制裁が必要だと主張した。

国連安保理緊急会合で発言するヘイリー米国連大使(4日)

写真家:ステファニー・キース/ゲッティイメージズ

  核実験を受けて開かれた国連安全保障理事会の緊急会合で、ヘイリー大使は「最強の制裁だけが、この問題の外交解決を可能にする」と訴えた。同大使は米国が新たな制裁案を安保理メンバー各国に配布すると明らかにした上で、9月11日の採決を望むと語った。

  トランプ大統領は4日、韓国の文在寅大統領、ドイツのメルケル首相とそれぞれ個別に電話会談し、高まりつつある危機について話し合った。ホワイトハウスが明らかにした。それによると、米韓首脳は「利用可能なあらゆる手段を使って北朝鮮に対する圧力を最大化することで一致」。トランプ大統領は韓国がミサイルの弾頭重量制限を解除することを了承すると述べたほか、韓国が米国から武器や軍装備品を購入することを「概念上承諾」した。

  これに先立ち、韓国国防省は北朝鮮が大陸間弾道ミサイル(ICBM)発射の可能性に向けて準備を続けている様子が見られることを明らかにした。北朝鮮が3日にこれまでで6回目となる最も威力の強い核実験を実施した直後だけに、この動きは一段と緊張を高めることになる。

  同省の張慶洙(チャン・ギョンス)国防政策室長代理は国会議員らに対し、北朝鮮がミサイル発射の準備を進めていると説明したものの、発射の可能性がある時間枠は示さなかった。

  聯合ニュースによると、韓国の国家情報院は北朝鮮がICBMを太平洋に向けて発射する可能性があり、核実験をいつでも実施する能力があるとの見方を示している。北朝鮮は8月、米領グアムに向けたミサイル発射も辞さないと示唆し、米軍関係者は報復を警告した。

  韓国環境省はこの日、高高度防衛ミサイル(THAAD)の環境アセスメントを条件付きで承認し、THAADの完全配備に道を開いた。韓国軍は北朝鮮のミサイル発射地点を仮想標的とした実弾演習を実施。中国は韓国のTHAAD配備を地域の「戦略的均衡」に対する脅威だと警告しているものの、韓国国防省はTHAADの残る発射台配備を「近く」実施すると述べた。

  米科学者連盟(FAS)の核情報プロジェクト・ディレクター、ハンス・クリステンセン氏は電子メールで、国際社会は「単なる制裁や爆撃演習とは大きく異なる戦略を考案する」必要があると指摘。「現在、北朝鮮は事を起こすたびに一段と大規模で恐ろしいものにせざるを得ないようだ。同国が示唆しているのは相変わらず、相手が何を言おうと気にせず、したいことができるし、相手が脅すのをやめるまでやり続けるということだ。そして、制裁にもかかわらず、必要な資源はあるようだ」と説明した。

原題:Trump and Moon Agree to Show Muscle After North Korea Nuke Test(抜粋)

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