米財務長官の夫人同行のケンタッキー州訪問、監察官が調査に着手

  • 公務で税制改革について話したほか、金地金保管所視察や日食観察も
  • 政府専用機が使われ、長官は民間人である夫人の旅費を政府に支払い

Steven Mnuchin, U.S. Treasury secretary, and his wife Louise Linton.

Photographer: T.J. Kirkpatrick/Bloomberg

米財務省の監察官は、ムニューシン財務長官が8月21日に妻のルイーズ・リントンさんを伴って公務でケンタッキー州を訪れた際の状況の調査に乗り出した。訪問には政府専用機が使われ、長官は民間人である夫人の旅費を政府に支払った経緯がある。

  長官は同州で開かれた公のイベントでトランプ政権の税制改革案について話したほか、マコネル共和党上院院内総務と共に、フォートノックスにある同省造幣局管理の金地金保管所を視察したり、日食を観察したりするなどしていた。マコネル氏のフェイスブックのページに写真が掲載された。

  監察官の顧問リッチ・デルマー氏は9月1日、調査は「適用される出張・倫理に関する全ての法律や指針が守られたかどうか判断する」ため、公の照会に対応して行うものだと電子メールで配布した発表文で説明した。調査については米紙ワシントン・ポストが先に報じていた。

  歴代の財務長官は、国内での公務には利用可能な場合、通常は民間航空機を使用してきたが、海外出張では政府専用機に搭乗するケースもあった。財務省報道官は1日、民間人による軍用機使用の指針に沿って、ムニューシン長官が夫人の旅費を支払ったと電子メールで質問に回答した。

原題:Mnuchin’s Trip to Kentucky Being Reviewed by Treasury Watchdog(抜粋)

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