ホットドッグ、ゆっくりと英国市場を征服へ-全国で需要増

ハンバーガーの次は、ホットドッグだ。

  ソーセージとパンで作られる素晴らしく手軽なスナックでありながら、英国では他の食べ物の陰に隠れていたホットドッグが、ついに日の目を見つつある。同国ではハンバーガーはどこにでもあるが、ホットドッグはサッカー観戦の時にたまに食べられる程度で、人気が高いというほどではない。

  欧州人が作り出した可能性が高いにもかかわらず、米国のようにホットドッグを受け入れてこなかった英国で、ついにその時がやって来た。「ウィーナー」という言葉はウィーン発祥だし、「フランクフルター」という言葉はフランクフルトに由来し、いずれもソーセージを意味する。全米ホットドッグ・ソーセージ協議会によると、移民たちが後に大西洋を渡って米国に持ち込んだ。
 

ホットドッグ

写真家:Evan Sung via Shake Shack

  ハンバーガーが高級志向に変化つつある中、英国を代表するシェフの数人が4日、同国で最もおいしいホットドッグの調理人の座をめぐって競い合う予定だ。大会を主催するのはシャンパンとホットドッグだけを供するレストラン「バブルドッグズ」(私は審査員の1人を務める)。ただ、最近の変化はトップダウンの料理トレンドではない。ケリー・フーズによれば、需要は英国全体で大幅に伸びている。同社が手掛けるホットドッグ販売事業ロールオーバーは、英国での持ち帰りホットドッグ販売最大手だ。

  ケリーの屋外事業ディレクター、ブルース・アレクサンダー氏は「当社のホットドッグ事業は今年、2桁の伸びを示し、来年も同様の増加を予想している。非常に大きなトレンドだ」と述べた。同氏は特定するのを控えたが、英紙テレグラフによると、ロールオーバーはスタジアムやコンサート会場、店舗など2000カ所余りで年間2000万個を超えるホットドッグを販売している。

  英国農業園芸開発委員会によると、同国でのソーセージ需要の伸びは年間1.4%で、ソーセージロールは1%にとどまっている。 

バブルドッグズのホットドッグ

フォトグラファー:David Loftus via Bubbledogs

(リチャード・バインズはブルームバーグの料理評論家です。 Twitter @richardvines 、Instagram @ richard.vines

原題:The Hot Dog Is Slowly Conquering Britain(抜粋)

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