北米映画興行収入、今夏は低調-レーバーデー週末に大作の封切りなし

今夏の北米市場の映画興行収入は、四半世紀ぶりにレーバーデーの週末に全国規模で封切られる大作がなく、約10年ぶりの低水準となった。

  調査会社コムスコアのシニア・メディアアナリスト、ポール・ダーガラベディアン氏によると、金曜日から日曜日の3日間の興行収入は推計7550万ドル(約83億円)と、レーバーデーの週末としては1996年以来の低水準。この結果、今夏の興行収入は38億ドルにとどまり、2006年以来の40億ドル割れになると同氏は指摘した。レーバーデーの週末に大作の公開がなかったのは1992年以来。

  コムスコアによると、週末の興行収入ランキング1位は3週連続でライオンズゲート・エンターテインメント配給の「ヒットマンズ・ボディーガード」で1030万ドル。スティーブン・スピルバーグ監督のSF作品「未知との遭遇」が公開40周年を記念して901の映画館で上映されたのが週末公開作としては最大で、3日間の興行収入は180万ドルだった。

  大作の封切りがなく今週末は興行収入が低迷したものの、スティーブン・キング氏原作のホラー映画「IT イット”それ”が見えたら、終わり。」(ワーナー・ブラザーズ)の公開をきっかけに今後数カ月で回復が見込まれるとダーガラベディアン氏は語った。

原題:Hollywood Ends Dismal Summer With Sluggish Labor Day Weekend (1)(抜粋)

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