円とスイス・フラン上昇、北朝鮮の核実験受け-4日早朝の取引

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Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

アジア時間4日早朝の外為市場で円とスイス・フランが上昇した。北朝鮮の3日の核実験を受け、安全資産への需要が強まった。

  北朝鮮が敵国からの「自衛」行為として水爆実験を行ったと国営の朝鮮中央通信(KCNA)を通じて発表したことを受け、円とスイス・フランがG10通貨で最も大きく上げた。トランプ米大統領は、北朝鮮とビジネスを行う国との貿易停止など経済制裁の強化を検討すると警告した。

  アナリストらは、資産を安全な投資先へと避難させる動きは緩やかであるものの、当局者の発言がエスカレートした場合は投資家のセンチメントが悪化する可能性があると指摘した。

  ニューバーガー・バーマンの欧州高利回り投資共同責任者、 アンドルー・ウィルモント氏は、「最新の核実験によって4日にリスク・センチメントが過度に悪化することは恐らくないだろう。しかし、米国、そして恐らく中国がこれに反応し、発言がエスカレートする可能性がある」と指摘。「米中両国の行動がエスカレートすれば、センチメントの悪化を引き起こすだろう」と分析した。

  シドニー時間午前6時1分(日本時間午前5時1分)時点で円は対ドルで0.8%高の1ドル=109円42銭。一時0.9%高となった。スイス・フランは0.7%高の0.9583ドル。

原題:Yen Leads Haven Assets Higher as North Korea Tests Hydrogen Bomb(抜粋)

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