ECB副総裁:インフレ正常化、依然難しい課題-リフレ局面実現せず

A euro logo, left, sits etched into a glass pane inside the European Central Bank's (ECB) headquarters in Frankfurt, Germany.

Photographer: Ralph Orlowski

欧州中央銀行(ECB)のコンスタンシオ副総裁は、ユーロ圏経済の堅調ぶりがますます明らかになりつつあるものの、インフレ率を好ましい水準に引き上げるのは依然難しいとの認識を示した。

  コンスタンシオ副総裁はイタリアのチェルノッビオで行った講演で「総合すると、国や業種をまたぐ回復の広がりは勢いを増しただけでなく、さらに重要なことに回復が力強くなっている」と指摘。そうではあっても、「年初に公算が大きいとみられた世界的な強いリフレ局面は現実のものにはなっていない。従って、インフレ率と失業率を容認できる水準へと正常化する課題は引き続き難しい」と続けた。

  この発言はユーロ圏経済が勢いを強めてはいても、金融緩和の撤退へと政策担当者を納得させるに至っていないことを示唆している。ECBは来週の政策委員会で、債券買い入れ策の先行きを議論する見通し。
  

原題:Constancio Says Task of Normalizing Inflation Is Still Difficult(抜粋)

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