米政府、ロシアの在米3公館の閉鎖を要請-外交官退去は求めず

米政府はロシアに対し、国内の3公館を閉鎖するよう要請した。ロシアが7月に在ロシア米大使館・領事館での職員減員を命じたことへの対抗措置だ。ただ、米国は外交官の退去は求めていない。
  
  米国務省のノアート報道官は8月31日の声明で、「ロシア政府に在サンフランシスコ総領事館のほか、ワシントンにある大使館別館、ニューヨークの領事館別館を閉鎖するよう求めている」と説明。「これら施設の閉鎖は9月2日までに完了する必要がある」としている。

  米当局者1人が匿名を条件に語ったところでは、今回の措置の影響を和らげるためロシア人職員の追放は見送られた。ロシアは公館閉鎖に伴い、職員を米国内の他の領事館や在ワシントン大使館に配置転換できるという。

  ロシアのプーチン大統領は7月、米議会が新たな対ロシア制裁の法案を可決したことへの報復として、ロシアで勤務する米国の外交官・在外公館職員の3分の2近くに相当する755人の削減を米政府に命じた後、追加の報復措置が必要にならないことを望むと語った。一方、ティラーソン米国務長官はその後、9月1日までに対抗手段を講じると表明していた。

原題:U.S. to Shut 3 Russia Diplomatic Buildings But Expel No Staffers(抜粋)

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