SOMPO:英子会社キャノピアスを1000億円超で売却-正式発表

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SOMPOホールディングスは、3年前に買収した英損保キャノピアスを米投資会社のセンターブリッジ・パートナーズに今年度中に9億5200万ドル(1051億円)で売却すると正式発表した。

  発表資料によると、複数の売却候補との交渉の結果、保険会社グループではないセンターブリッジに売却することでキャノピアスにとっては独立した経営ができると判断。SOMPOはキャノピアスと再保険取引など各種ビジネスでの関係を維持する。

  SOMPO傘下の損害保険ジャパン日本興亜(当時は損害保険ジャパン)は2014年、キャノピアスを約1000億円で取得。さらに17年3月には同社の海外戦略の基盤となる米エンデュランス・スペシャルティ・ホールディングスを約7000億円で買収した。

  情報が非公開であることを理由に匿名で明らかにした複数の関係者によると、同一戦略のもとでの海外事業の展開を目指すSOMPOは、米英両社の統合か併存などを検討していたが、キャノピアスが独立経営を求めていることもあり、人材流出や企業価値の毀損(きそん)を考慮し売却を決めた。売却代金は今後の企業合併・買収(M&A)などの成長資金に充てる。

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