米大統領はハービー被害救済と債務上限の組み合わせ検討-当局者

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  • 速やかに債務上限引き上げ法案を通過させるのが目的と当局者
  • ホワイトハウスは被害救済で1日にも6550億円を議会に要請

トランプ大統領

Bloomberg

トランプ米大統領は議会へのハリケーン「ハービー」の被害救済資金59億5000万ドル(約6550億円)の要請と、連邦政府の債務上限引き上げを組み合わせることを検討している。政権当局者2人が明らかにした。

  ホワイトハウスは1日にも、被害救済で連邦緊急事態管理局(FEMA)に55億ドル、中小企業庁に残りの予算を割り当てるよう求める可能性がある。同当局者が匿名を条件に語ったところによると、要請は主に2017年度末に当たる9月30日までの予算を賄うよう準備されている。

  トランプ政権の当局者は2つを組み合わせる手法について、議会指導者らと既に協議を始めている。当局者の一人によれば、この手法の目的は、債務上限引き上げを巡り対立し金融市場の混乱を招く事態にならないよう、速やかに債務上限引き上げ法案を通過させることだ。

  当局者の一人によると、ホワイトハウスは、議会が歳出法案と税制改革法案の処理を終えるまでの間、米国のデフォルト(債務不履行)リスクを後退させられるよう、債務上限を十分引き上げたい考えだ。

  トランプ大統領は債務上限引き上げと、「国境の壁」予算を巡る議会の対立とを切り離すことも望んでいると当局者の一人は語った。

原題:Trump Is Said to Weigh Tying Debt Limit Increase to Harvey Aid(抜粋)

(背景を追加して更新します.)
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