米ウェルズF:無断開設の口座数、推計350万件に-67%引き上げ

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Wells Fargo

Photographer: Spencer Platt/Getty Images

米銀ウェルズ・ファーゴは、行員が顧客に無断で開設した口座数が当初の推定を67%上回る見込みだと明らかにした。

  同行の31日発表によれば、預金とクレジットカードの口座1億6500万件余りを対象にした外部調査で、未承認で開設されたとみられる口座が新たに140万件見つかった。これにより、無断開設の口座数は合計で約350万件に上るとしている。今回の調査対象期間は2009年1月-16年9月で、当初調査のほぼ2倍。

  無断開設の口座推計の引き上げにより、議会ではウェルズに対する批判が再び強まる可能性がある。議会の夏季休会が明けるのは9月5日。

  コンパス・ポイント・リサーチ・アンド・トレーディングのアナリスト、アイザック・ボルタンスキー氏は新たな推計の発表前に、「新たなデータが明らかになれば、一部議員はこの問題を再び取り上げることになろう」と指摘した。

  ウェルズはこの拡大調査に関連した顧客補償の額を合計1070万ドル(約11億8000万円)と説明。うち返還金は700万ドルとしている。従来の発表では返還金は330万ドルだった。

  今回の拡大調査ではまた、未承認とみられるオンラインの料金支払いへの登録も約52万8000件見つかった。ただウェルズは発表資料で、「分析では登録が顧客の承認を得たか否かについて確実には判明せず、合計の件数には正式に承認を受けた登録分も含まれている可能性が高い」と説明した。

原題:Wells Fargo Boosts Fake-Account Estimate 67% to 3.5 Million (1)(抜粋)

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