トランプ米大統領がNAFTA脱退ちらつかせても農務長官は利点説く

  • 米国の農業にとってNAFTAは「有用」-パーデュー長官
  • NAFTAには改善すべき幾つかの点があるだけだと指摘

トランプ米大統領は北米自由貿易協定(NAFTA)の脱退も辞さないとほのめかしているが、パーデュー農務長官は大統領に協定の利点を認めさせるよう努めている。

  同長官は30日、NAFTAが「米国の農業にとって有用」だと政権を説得しようとしていると、イリノイ州でのイベントで語った。改善すべき幾つかの点があるだけだと述べた。

  米国は世界最大の農産品輸出国の一つであり、その輸出先の中心はカナダとメキシコ。NAFTA破棄は輸出に頼っている農業地帯の大統領への支持を揺るがすだろう。穀物メジャーのカーギルや食肉大手のタイソン・フーズなどの企業は、NAFTAをめぐる交渉では農業を保護するよう政権に働き掛けている。

  パーデュー長官は、トランプ大統領と「今朝話した。大統領は米国の農業のことを心にかけている」と語った。しかし大統領は自動車や製造業などでの貿易赤字についても懸念していると指摘し、問題を「調整して解決する」方法を政権がみいだすことを望むと述べた。

原題:As Trump Threatens Nafta Exit, Farm Secretary Touts Its Success(抜粋)

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