「ハービー」が携帯通信網に大打撃、非常用電源巡る議論再燃か

Harvey Knockout of Cell Service Revives Talk of Backup Power

Photographer: Luke Sharrett/Bloomberg

ハリケーン「ハービー」が襲来したテキサス州では、被害の大きい複数の郡に設置されている携帯電話の基地局計10カ所のうち、7カ所が大打撃を受けた。携帯電話業界は暴風雨の中でも稼働できるよう通信網の強化を迫る当局に長年うまく抵抗してきたが、ハービーの被害を受けて新たな要求に直面しそうだ。

  米連邦通信委員会(FCC)は2005年のハリケーン「カトリーナ」で1000以上の携帯施設が停電などで打撃を受けたことから、非常用電源の設置を義務付けていた。ただ、携帯電話業界が法廷などで争ったため、このルールが実施されたことはない。FCCはその後、同様の規制を検討しながらも採用していないが、ハービーの被害を踏まえ、再びこの問題に集中して取り組む可能性がある。

  FCCのアジット・パイ委員長は9月5日に被害状況の視察でテキサス州を訪問する。同委員長は8月30日、「この暴風雨を受け、通信サービスの復旧を支援するため全力を尽くす」方針を表明した。

原題:Harvey Knockout of Cell Service Revives Talk of Backup Power (1)(抜粋)

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