金融庁:検査局廃止し監督局に統合、総合政策局と企画市場局を新設へ

金融庁は31日、2018年度予算の概算要求を発表した。この中で検査局を廃止して監督局と統合するとともに、新たに金融と情報技術(IT)を融合したフィンテックへの対応や市場取引の監視機能を強化する組織再編を盛り込んだ。来年7月ごろの人事異動に合わせた実施を目指す。

Signage at Financial Services Agency's headquarters in Tokyo. Photographer: Franck Robichon/EPA

Signage at Financial Services Agency's headquarters in Tokyo.

Photographer: FRANCK ROBICHON/EPA

  具体的には、現在の「総務企画」「検査」「監督」の3局体制を見直し、「総合政策」「企画市場」「監督」の3局に再編。新設する総合政策と企画市場の2局はフィンテックなどへの対応強化や市場活性化に取り組む。また金融機関の財務状況をチェックしてきた検査局は、不良債権問題がほぼ一段落したことから廃止し、立ち入り検査などの業務を「監督局」に持たせることとした。

  概算要求総額は17年度比5.4%増の257億円。組織見直しなどを踏まえて34人の増員を要求した。

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