トランプ米大統領、議会に税制改革で行動迫る-詳細は触れず
Justin Sink、Toluse Olorunnipa
トランプ大統領
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トランプ米大統領は30日、米国の税制改革を通じて経済を再活性化させる機会をつかみ損ねないよう議会に呼び掛けた。
ミズーリ州スプリングフィールドにある製造業工場で演説した大統領は、「毎日懸命に働く米国民のために本当の税制改革を実行する一世代に一度のチャンスだ」と述べ、「この仕事を成し遂げるために私は議会との協力に全力を尽くす考えだ。私は議会に失望させられたくない」と付け加えた。
トランプ大統領は演説で税制改革の詳細についてはさほど触れず、米国の企業や労働者の税負担軽減に関する自身の要求をかなえることが議会の責任だと主張。以前に言及していた4原則である税制の簡素化、法人税率の15%への引き下げ、中間層の税負担の軽減、企業が海外から資金を戻す際に支払う税金の引き下げについて概要を述べた。
大統領は「法人税率の引き下げが必要であり、そうすれば米企業が国内に雇用を維持し、創出し、ここで労働者を奪い合うことになる。企業が労働力確保に向け競合することで、賃金は上向く」と述べた。
原題:Trump Prods Congress to Act on Tax Plan, Skipping Details (1)(抜粋)
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