NY原油(30日):続落、ガソリン2年ぶり高値-製油所動向に注目

30日のニューヨーク原油先物市場でウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物は続落。ガソリンは2年ぶり高値を更新した。熱帯暴風雨ハービーがテキサス州ヒューストンの周辺からルイジアナ州南西部へと内陸に移動し、投資家は製油所の操業停止と再開への影響を見極めようとしている。EIA週間在庫統計では原油在庫が9週連続で減少したものの、生産は引き続き増加した。

  トータス・キャピタル・アドバイザーズ(カンザス州リーウッド)で石油関連資産160億ドルの運用に携わるマット・サリー氏は、「今の市場では週間在庫統計よりも熱帯暴風雨の方が強い不安材料だ」と指摘。「今回の暴風雨は極めて効率的に製油能力を低下させる進路にある」と電話取材に対して話した。
 
  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のWTI原油先物10月限は前日比48セント(1.03%)安い1バレル=45.96ドルで終了し、5週ぶり安値。ロンドンICEの北海ブレント10月限は1.14ドル下げて50.86ドル。10月限は31日に最終取引を迎える。NYMEXガソリン9月限は前日比10.14セント(5.7%)高い1ガロン=1.8847ドル。2015年7月以来の高値。

原題:Gasoline at Two-Year High as Harvey Shuts Largest U.S. Refinery(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE