中国石油化工を米当局調査、ナイジェリア当局者への贈賄疑惑-関係者

中国石油化工(SINOPEC)が事業を巡る対立の解決に当たってナイジェリア当局者らに約1億ドル(110億円)の賄賂を贈った疑いがあるとして、米当局が同社を調査している。この調査に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  米証券取引委員会(SEC)と司法省は、SINOPECの仲介役を担っていた外部弁護士が同社スイス部門からニューヨーク州とカリフォルニア州の銀行を経由してナイジェリア当局者らに違法な支払いを行った疑いについて調べを進めていると、関係者2人が述べた。両関係者は、現在調査が進行中だとの理由から匿名を条件に語った。

  関係者らによれば、この支払いはジュネーブを拠点とするSINOPEC傘下のアダックス・ペトロリアムとナイジェリア政府との間で発生した資本コスト、税控除、アダックスとナイジェリア国営石油会社(NNPC)との間でのロイヤルティー分配を巡る計40億ドル規模の対立の解決が目的だったという。

  米国による調査は初期段階で、当局が直ちに行動を起こすわけではないと関係者のうち1人が述べた。

  SECと司法省の報道担当はコメントを控えた。SINOPECの北京本社の広報担当もコメントを避けた。

原題:Sinopec Is Said to Be Probed by U.S. Over Nigeria Payments(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE