米国株:4日続伸、GDPで景気楽観-テクノロジーや素材が高い

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30日の米国株は4日続伸。朝方発表された米国の実質国内総生産(GDP)統計を受け、米経済への楽観が強まった。

ニューヨーク証券取引所(NYSE)の銘柄を取引するトレーダーたち

Bloomberg

  S&P500種株価指数は前日比0.5%上昇の2457.59。ダウ工業株30種平均は27.06ドル(0.1%)上昇して21892.43ドル。

  S&P500種は取引開始直後はトランプ米大統領のツイッターを手掛かりに下落していた場面もあった。大統領はワシントン時間30日朝、「米国は25年間も北朝鮮と対話を続け、脅され金を払ってきた。対話は答えではない!」とツイッターに投稿した。

  ロバート・W・ベアードの機関投資家担当株式セールストレーダー、マイケル・アントネッリ氏は「市場が特に神経質になっているとは思えない」と述べ、「時の経過とともにこうしたツイッターの市場への影響力はますます弱まっている」と指摘した。

  4-6月(第2四半期)の実質GDP改定値は前期比年率3%増、速報値の2.6%増から上方修正された。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は2.7%増だった。経済で最も大きな部分を占める個人消費は3.3%増(予想3%増)と、速報値の2.8%増から上方修正され、昨年4-6月期以来の高い伸びを記録した。

  また給与明細書作成代行会社のADPリサーチ・インスティテュートが30日発表した給与名簿に基づく集計調査によると、8月の米民間雇用者数は23万7000人増。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想の中央値は18万5000人増を上回った。

  業種別ではテクノロジーや素材が上昇した。一方、公益事業、電気通信サービスは下落した。

  アナログ・デバイセズやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)はいずれも上昇した。アマゾン・ドット・コムも上昇。アマゾンは同社の音声アシスタント機能「アレクサ」とマイクロソフトの同「コルタナ」が年内に相互対応すると発表した。 

  シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX)は11.2に低下した。

原題:U.S. Stocks, Dollar Advance on Growth Optimism: Markets Wrap(抜粋)
U.S. Equities Close Higher as Tech, Materials Shares Advance(抜粋)
Amazon & Microsoft Collaborate to Help Alexa and Cortana Talk(抜粋)

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