トランプ米大統領:「対話は答えではない!」-北朝鮮の脅威に対し

更新日時
  • 北朝鮮は29日、ミサイル試射を実施-日本上空を通過し太平洋に落下
  • トランプ氏、29日の声明では「全ての選択肢」を検討と表明していた

トランプ米大統領は30日、北朝鮮と交渉するとの考えを否定した。金正恩朝鮮労働党委員長による最新の挑発行為であるミサイル試射に対し、前日の時点では全ての選択肢が検討されているとの声明を出していた。

U.S. President Donald Trump, right, speaks during a joint press conference with Sauli Niinisto, Finland's president, not pictured, at the White House in Washington, D.C., U.S., on Monday, Aug. 28, 2017. Niinisto plans to bring up military tensions in the Baltic Sea region as well as Arctic issues, given Finland's recently begun chairmanship of the Arctic Council, he told Finnish media on Saturday. Photographer: T.J. Kirkpatrick/Bloomberg

トランプ大統領

Photographer: T.J. Kirkpatrick/Bloomberg

  トランプ大統領はワシントン時間30日朝、「米国は25年間も北朝鮮と対話を続け、脅され金を払ってきた。対話は答えではない!」とツイッターに投稿した。

  金委員長は同ミサイル試射について、米軍の拠点であるグアム封じ込めのための「意味深長な前奏曲」だと表明。引き続き米国の反応を見守ってからさらなる行動を決めるとの考えを示した。

  ホワイトハウスが29日配布した声明で、トランプ氏は「全ての選択肢」を検討しているとし、今回の試射は「地域および全世界における北朝鮮の孤立を深めるだけだ」と表明した。

  トランプ大統領のツイートに先立つ30日、米軍はハワイ沖で中距離弾道ミサイルを撃墜するミサイル防衛実験を行い、成功したと米国防総省が発表。同実験は北朝鮮との緊張が新たに高まる前から予定されていた。

金正恩委員長

Source: KCNA Via KNS/AFP/Getty Images

  国営の朝鮮中央通信(KCNA)が30日に伝えた声明によれば、金委員長は中距離戦略弾道ミサイルの発射を指導。朝鮮人民軍に対し、今後も太平洋に着弾するミサイル試射を続けるよう強く促した。

  KCNAによると、今回のミサイル発射は米韓合同軍事演習に対抗する「力の誇示」の一環だった。北朝鮮は今月9日、グアム島周辺への包囲攻撃を検討していると表明。これを受け、米軍当局者らは攻撃されれば報復すると警告していた。

原題:Trump Says ‘Talking Is Not the Answer’ to North Korea Threat (2)(抜粋)

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