ロシア中銀、「システム上重要な」民間銀行を救済-預金流出で

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ロシア中央銀行は、国内大手商業銀行のオトクルィチエの経営支配権を奪取したと発表した。金融システムに重要との指定を受けた銀行が公的資金で救済されたのは初めて。

  ロシア中銀の29日発表によると、この救済で既存株主の持ち株比率は最大で25%に縮小し、償却される可能性もある。劣後債保有者も保有債券が紙くずとなる恐れがある。

  オトクルィチエはかつてロシア最大の民間銀行だったが、格付け会社による予想外の格下げを受けて6-7月の2カ月で74億ドル(約8000億円)相当の預金が流出。この影響がロシア金融システム全体に拡大する事態が懸念されていた。

  中銀はこの日、他行への緊急流動性措置を準備していると明らかにした。今回の救済は中銀が金融システム上重要な銀行と指定した10行のうちでは初めてで、資金は銀行業界の再編支援用に新たに設立した基金から拠出する。

原題:Russia’s Central Bank Steps In to Rescue Otkritie After Outflows(抜粋)

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