米主要20都市住宅価格指数:前年比5.7%上昇、売り出し物件不足で

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6月の米主要20都市の住宅価格指数は、売り出し物件の不足を背景に高い伸びを続けた。S&P・コアロジック/ケース・シラーが29日発表した。全米ベースの住宅価格指数は3年ぶりの大幅上昇となった。

住宅価格指数のハイライト(6月)

  • 20都市住宅価格指数(季節調整前)は前年比5.7%上昇、2カ月連続で同率の伸び。ブルームバーグがまとめたエコノミスト予想中央値は5.6%上昇
  • 全米ベースの住宅価格指数は前年比5.8%上昇、2014年6月以来の大幅上昇
  • 20都市住宅価格指数は季節調整後の前月比で0.1%上昇、市場予想と一致

  住宅価格指数は全20都市で前年比プラス。6都市を除く全てで前月比でも上昇した。

エコノミストの見解

  S&P指数委員会のデービッド・ブリッツァー委員長は発表文で「住宅価格の上昇トレンドは続いている」と指摘。販売物件の数と市場に出ている日数の両方が過去4、5年にわたり減少する中、「住宅価格上昇はタイトな市場によって支えられている」と指摘、住宅価格の上昇を主因に潜在的な購入者にとって手が届きにくくなってきたと述べた。

  前年比での上昇率が最も大きかったのはシアトルで13.4%。ポートランドでは8.2%上昇。

  季節調整後の前月比でも20都市のうちシアトルが0.8%上昇と、最大の伸び。サンディエゴとラスベガスでは0.6%上昇。一方、アトランタとシカゴ、クリーブランド、ニューヨークでは前月比で低下した。

  統計の詳細は表をご覧下さい。

原題:Lean Inventory Drives Home-Price Gain in 20 U.S. Cities (1)(抜粋)

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