北朝鮮ミサイルにモビアス氏は平静、朝鮮半島危機に投資家が慣れ

  • 日米韓の反応こそ注視すべき本当の問題-モビアス氏
  • 韓国株指数は下げ幅を大きく縮小して終了、個人投資家が買い

29日朝の北朝鮮のミサイル発射に、アジア市場は当初動揺した。だが一斉売りにはつながらず、投資家は行動を焦っていない様子だ。

  韓国総合株価指数は一時1.6%安となったが、結局0.2%安で引けた。ウォンも対ドルで0.6%安と一時の0.8%安から下げ幅を縮めた。

  テンプルトン・エマージング・マーケッツ・グループの執行会長、マーク・モビアス氏は、北朝鮮が日本上空を通過する弾道ミサイルを発射したことを「われわれは皆、非常に深刻に捉えているが、できることはあまりない」とし、「重要なのは日本と米国、韓国の反応だ。われわれが注視する本当の問題はそこだ」と語った。

  ロジャーズ・ホールディングスのジム・ロジャーズ会長も、トランプ米大統領の反応の方が重大だとの考えを示し、「トランプ氏が何をするのか、心配している。私は何も買わない。絶対に何もしない。これ(ミサイル発射自体)が極めて重大な展開だとは思わない」と電話インタビューで語った。

原題:Matter-of-Fact Mobius Shows Investors Hardened to Korea Turmoil(抜粋)

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