NY外為:ユーロが対ドル上昇、米債務問題やNAFTA交渉受け

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28日のニューヨーク外国為替市場ではユーロが対ドルで上昇。一時は1ユーロ=1.1984ドルと、2015年1月以来の高水準となり、節目の1.2000ドルに近づいた。月末前の持ち高調整に加え、米国の債務上限問題や北米自由貿易協定(NAFTA)再交渉の継続を受けてリスクを見直す動きとなった。

in Tokyo, Japan, on Tuesday, July 26, 2011. The dollar fell against the yen to the lowest level since March 17 as U.S. President Barack Obama addressed the nation on the economy. Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg
Photographer: Tomohiro Ohsumi/Bloomberg

  ポンドや豪ドルも同様に上昇し、金は1オンス=1300ドルを超えた。ハリケーンが米国の主要石油地域に被害をもたらし、原油相場が下落したため、カナダ・ドルは下落した。今週は31日発表の個人消費支出や9月1日の雇用統計に注目が集まる。

  ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で前週末比0.1%下げて1ドル=109円25銭。対ユーロでは0.5%安い1ユーロ=1.1979ドル。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%低下。

  ドルは主要10通貨のうち8通貨に対して下落。原油安を嫌気して下げたカナダ・ドルとノルウェー・クローネに対してのみドルは上昇した。ハービーは25日、5段階で2番目に強い「カテゴリー4」の勢力でテキサス州南部に上陸。熱帯性暴風雨に勢力を弱めたものの、米市場を引き続き圧迫した。

欧州時間の取引

  ユーロは対ドルで一時1.1983ドルまで上昇した。ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁が前週末にユーロ高をけん制しなかったことが引き続き材料視された。
  
  ドルは対円で109円41銭まで上昇した後、109円20銭前後に下げた。

原題:Euro, Pound Among Top Gainers as Dollar Falls on Thin Trading(抜粋)
USD Drops vs EUR, JPY as MXN Sinks on Trump Tweet: Inside G-10(抜粋)

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