トランプ氏、モスクワでのタワー建設提案について3回協議-弁護士

ドナルド・トランプ氏は、モスクワにホテル兼コンドミニアムのタワーを建設する提案を巡り、トランプ・オーガニゼーションの弁護士と3回協議していた。

  弁護士のマイケル・コーエン氏は、米大統領選でのトランプ陣営とロシアとのつながりを調査する議会の委員会に宛てた文書で、トランプ・オーガニゼーションが2015年9月から16年1月にかけて建設提案について検討したと記した。トランプ氏は15年6月に大統領選への立候補を表明し、それ以降、ロシアとのビジネス関係について繰り返し否定している。

  コーエン氏は、ロシア生まれの不動産開発業者フェリックス・サター氏とこの建設プロジェクトに取り組んだと説明。サター氏は以前に、ニューヨーク・マンハッタンのソーホー地区にあるホテル兼コンドミニアムに関してトランプ氏と仕事をした経験があった。プロジェクトについての話が進む中でサター氏はトランプ氏によるロシア訪問を提案したが、コーエン氏は「正式な契約」が締結されない限りロシア訪問はないと伝えた。

  コーエン氏は、トランプ・オーガニゼーションは15年10月にロシアの不動産開発会社と拘束力のない趣意書に署名したが、プロジェクトは最終的には実現に至らなかったと説明した。プロジェクト断念の決定にトランプ氏は関与しなかったとしている。

原題:Lawyer Says He Discussed Moscow Proposal With Trump 3 Times (1)(抜粋)

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