米メットライフ:社債保有者が配当を制限する権限放棄

米生命保険会社メットライフの債券保有者は、同社の損失が膨れ上がった場合でも株式配当の支払いあるいは自社株買いを阻止する権利を放棄した。

  28日のメットライフ発表によると、同社は債券保有者に2600万ドル(約28億円)を支払う。債券保有者の支持を獲得するため、元本1000ドル当たり10ドルをオファーしたという。同社は当初2.50ドルの支払いを提案したが、主要投資家から反対されていた。今回の合意は約32億ドルの証券をカバーする。

  メットライフのスティーブ・カンダリアン最高経営責任者(CEO)は資産規模約2200億ドルの米リテール部門をスピンオフ(分離)した後、投資家の承認を求めた。最近の損失や同部門スピンオフに伴う株主資本の減少を踏まえると、債券投資家には資本配分に対して一段の権限が与えられていた可能性がある。

原題:MetLife Wins Dividend Vote as Bondholders Opt for Sweetened Fee(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE