ダリオ氏もガンドラック氏も警告、リスク資産は高過ぎ-同調者増える

金融界のベテラン、ジェフ・ガンドラック氏やレイ・ダリオ氏が発するリスク資産に関する警告に同調する投資家が増えている。

  スペインのバルセロナでのテロや米バージニア州シャーロッツビルでの人種差別を巡る衝突が示す世界の不安定化に加え、北朝鮮やベネズエラの情勢悪化リスクを無視したも同然の資産価値評価を投資家らは指摘する。さらに、トランプ政権が米債務上限の引き上げで議会の了承を得られるのか、予想が付かない不安は言うまでもない。

  ジャナス・キャピタル・マネジメントで運用に携わるクリス・ディアツ氏(デンバー在勤)は、「地政学的リスクは特に米国で高止まりしている」と指摘。「当社の見方では、新興市場を含むリスク資産のバリュエーションはかなり伸びきっている。今がリスクを減らす時期であると考えるのは理にかなっている」と話した。

  ダブルライン・キャピタルの共同創業者で最高経営責任者(CEO)のガンドラック氏は今月、高リスク証券を保有するトレーダーらは徐々に「出口に向かう」べきだと述べた。

  ブリッジ・ウォーター・アソシエーツ創業者のダリオ氏は21日、戦術的にリスクを減らしていると言明。世界的な大衆迎合主義の台頭が既存の対立を悪化させる中で、「どちらかが倒れるまで戦う確率が和解する確率より高くなっている」と警告し、現在の経済および社会の分断を1937年当時の状況に例えた。

原題:Traders Ditch Risk as Dalio to Gundlach Warn on Emerging Markets(抜粋)

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