S&P500種先物、下げ幅縮小-産業界への「ハービー」影響懸念

更新日時
  • 投資家はハリケーンの産業と株価への影響を見極めようとしている
  • ヒューストン港の閉鎖長引けば鉄道業界に利益もたらす可能性

米株価指数先物はアジア時間28日朝の取引で、ほぼ変わらず。一時の下げから持ち直した。米国を直撃したハリケーンとしては2004年以降で最大勢力となった「ハービ-」が産業と株価に及ぼす影響を投資家は見極めようとしている。

TOPSHOT - A big rig lies on it's side on Hwy 59 near Edna, Texas, south of Houston, in the aftermath of Hurricane Harvey on August 26, 2017.  / AFP PHOTO / Daniel KRAMER        (Photo credit should read DANIEL KRAMER/AFP/Getty Images)

TOPSHOT - A big rig lies on it's side on Hwy 59 near Edna, Texas, south of Houston, in the aftermath of Hurricane Harvey.

Photographer: DANIEL KRAMER/AFP/Getty Images

  S&P500種株価指数先物(9月限)はニューヨーク時間27日午後7時(日本時間28日午前8時)現在、ほぼ横ばい。現物のS&P500種は先週0.7%上昇していた。

  原油先物は0.1%高の1バレル=47.94ドル。

  ハービ-は26日に熱帯低気圧になったものの、豪雨がテキサス州ヒューストン周辺に洪水被害をもたらしている。トランプ米大統領の政権運営や米金融刺激策の解除、バリュエーション(株価評価)急伸といった株式投資への意欲が試される材料にハリケーンが新たに加わった。25日にはイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長の年次シンポジウムでの講演が一部の予想よりタカ派的でなかったことから、米国株と米国債は値上がりした。

  レコン・キャピタル・パートナーズの創業者で今はケリー・アンド・カンパニー(ニューヨーク)のマネジングパートナーのケビン・ケリー氏は電話インタビューで、「世界的なサプライチェーンにどのような悪影響が出るかが問題だ」と指摘。「ヒューストン港の閉鎖が予想以上に長引けばトラックもしくは鉄道業界に利益をもたらしかもしれないが、これらの州で起きたシェール革命を考えれば、影響を当初受けるのは石油業界だろう」と述べた。

原題:S&P 500 Futures Pare Drop as Harvey’s Impact on Industries Eyed(抜粋)

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