スバルの今期純利益予想20%引き下げ、タカタ製エアバッグで特損

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SUBARU(スバル)は今期(2018年3月期)の純利益予想を従来比で20%引き下げると発表した。タカタ製エアバッグに関連して損失を計上するためとしている。

The Subaru Corp. badge is seen on the front grille of a prototype Levorg vehicle equipped with the company's EyeSight driving support system during a test drive at Japan Automobile Research Institute's (JARI) Shirosato Test Center in Shirosato, Ibaraki, Japan, on Thursday, June 15, 2017. The EyeSight technology warns drivers when there is potential danger and can apply brakes. Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

SUBARU(スバル)のロゴ

Bloomberg

  25日の発表資料によると、今期の純利益予想を従来の2850億円から2285億円に引き下げた。売上高と営業利益については従来予想を据え置いた。

  タカタが6月に民事再生手続きを開始したことで同社に対するリコール関連の求償債権などが原則的に取り立て不能となる見込みとなり、精査の上、再生手続き上の債権届出をすることにより、関連損失予想額の合理的な見積もりが完了した。4-9月決算で813億円の特別損失を計上し、それに伴い純利益予想を引き下げた。

  スバル広報担当の高林由美子氏によると、今期以降に実施予定の乾燥剤が入っていないエアバッグのリコールに関して必要な費用を計上したという。自動車メーカーの多くがリコールが確定した時点で想定される費用を計上していたのに対し、スバルはリコール作業の進行にあわせて小分けにしていたこともあり、今回の特損の規模が膨らんだという。

  タカタは6月26日に民事再生法の適用を申請して受理され、25日が債権者が裁判所に債権を届出る期限だった。タカタは11月27日までに再生計画案を提出し、その後債権者集会を開いて計画案の可否について決議を行う。

(純利益の従来予想の数字と下方修正後の数字を訂正済みです)

(スバル広報担当のコメントとタカタの民事再生の日程を追加しました.)
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