NY外為:ドルは小反発、ジャクソンホール控え持ち高調整

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24日のニューヨーク外国為替市場ではドルが小反発。シンポジウムの開催地ジャクソンホールに主要中央銀行の当局者が到着する中、アジア・欧州時間で小じっかりとなった地合いを引き継いだ。

  値動きは小さく、25日に予定されているイエレン米連邦準備制度理事会(FRB)議長やドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁の発言に備えたポジション調整にとどまった。軟調な米中古住宅販売や政府機関閉鎖の可能性を巡る駆け引きも、売買の手控えにつながった。

  ニューヨーク時間午後5時現在、ドルは対円で0.5%上げて1ドル=109円56銭。対ユーロでは0.1%高い1ユーロ=1.1799ドル。主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%上昇。

  ユーロは米国時間に入って持ち直す場面もあった。損失覚悟の買い戻しから対円で上昇したことにつられた動きが背景にある。ECB政策委員会メンバーのハンソン・エストニア中央銀行総裁が現時点でユーロ高についてあまり懸念していないとの認識を示したものの、ユーロは対ドルで前日の高値1.1823ドル近くで上げ止まった。

  ドラギ総裁は米東部時間25日午後3時に講演する予定。トレーダーによると、ユーロ高について同様にあまり懸念していないとの見解を示せば、週末前で流動性が限定的な中を対ドルで1セント以上動く可能性がある。一方、最近のユーロ高に対し慎重な姿勢を示せば、ユーロは同じぐらい下落する可能性もある。

欧州時間の取引

  ユーロは対ドルで1.1800ドル近辺で推移した。ドルは対円で一時109円46銭まで上昇した後、米国債利回りと共に伸び悩んだ。

原題:Dollar Rangebound as Summer Market Awaits Jackson Hole Speeches(抜粋)
Dollar Nurses Small Gains as Jackson Hole Begins: Inside G-10(抜粋)

(第4段落以降を追加し、更新します.)
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