クオンツ運用のAQR、ETF認可申請-個人も投資できる商品登場か

クオンツ運用大手のAQRキャピタル・マネジメントは近く、上場投資信託(ETF)業界に参入する可能性がある。

  運用資産1950億ドル(約21兆3100億円)の同社は先週、ETFを設定するために必要な認可を米証券取引委員会(SEC)に申請した。認可が得られれば、将来のETF発行に向け法的な障害はなくなる。

  収益性やモメンタムなど特定のファクターに基づき資産を選別するクオンツ・ファクター投資戦略が人気化し、AQRは追い風を受けてきた。この戦略を採用したETFはスマートベータとも呼ばれ、ブルームバーグのデータによれば、スマートベータETFの資産は6150億ドルに上っている。

  
  AQRは今のところヘッジファンドや投資信託などの商品のみ提供している。同社は発表文で「直ちにETFを設定する計画はないが、認可を得れば将来的に」ETFを発行する選択肢が開けると説明した。

  AQRのファンドへの最低投資額は500万ドルと高いが、同社がETFに参入すれば将来的には機関投資家だけでなく個人投資家にも手の届く商品が登場する見込みだ。

原題:AQR Capital Management Seeks Approval From SEC to Sell ETFs(抜粋)

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