中国「ベイエリア」、東京圏やNY圏超えるGDP目指す-30年までに

世界的な製造業集積地となった中国の珠江デルタは、フランスより多くの人口を抱える。中国の「ベイエリア」ともいうべきこの地域を、当局はさらに発展させたい考えだ。

  中国国営の新華社通信は先月、珠江デルタの域内総生産(GDP)が2030年までに4兆6200億ドル(約505兆円)と、昨年の1兆3800億ドルから3倍以上に増える見込みだと報道。工場のみならず、イノベーション(技術革新)と金融、海運、貿易の中心地とすることで、東京首都圏やニューヨーク、サンフランシスコの各都市圏を超えるGDP規模とすることを目指している。

  米銀モルガン・スタンレーによれば、広東省の広州や深圳を含む9都市、それに香港とマカオを加えた珠江デルタは現在の人口が6800万人だが、14年以内に8600万人に増える見込み。

  同行の邢自強氏らアナリストは最近のリポートで、「人口が膨らむにつれ、各都市も広がっていくことになる。拡大が行き当たりばったりになるか、入念に計画されたものになるかで、将来の経済成長が決定的に違ってくるだろう」と指摘した。

原題:China’s Own Bay Area Is a Property Mega-Market in the Making(抜粋)

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